夢や目標リストを作ったものの、行動できない人は約75%と言われています。行動できない理由は一体何なのでしょうか。どうして行動が難しいと思う心理状態になるのでしょうか。
そして、行動が早い約25%の人はどんな特徴を持っているのでしょうか。
行動できない理由や心理を理解し、行動が早い人たちの特徴が分かれば、行動できるマインドセットをもてそうですね。
今回は、行動できない理由と心理、行動が早い人の特徴5つ、行動を促す重要ポイント6選を紹介します。
行動できない理由と心理
行動できない理由はその心理と深く関わっています。なので、その心理が分かれば対策を打つことができることが多いのです。
一般的に以下のような理由・心理が挙げられています。
行動できない理由とは?
- エネルギー不足
エネルギーが浪費されていて、行動する力がでない。例えば、多くのことを同時進行し、重要なことに出すエネルギーが不足している。 - 自己肯定感の欠如
自分には行動力がないと思い込むことで、脳がブレーキをかけている。 - 無関心
本能的欲求以外に対して、行動を起こせない。 - 思考が整理できていない
行動を妨げる原因を自身で掘り下げて明確にできていないため、どうすればいいかわからない。
行動できない心理とは?
1. 言い訳の習慣化
「今は時間がない」などの口癖が、行動を先延ばしにする言い訳となっている
2. 過度な不安や心配
「失敗したらどうしよう」などの不安が行動を妨げる。
3. 先延ばし癖
「後でやろう」という考えが、実際には永遠に行動しない状態を生み出している。
4. 自己制限的な思考
「どうせ無理」「歳を取りすぎている」のような考えが可能性を狭めている。
耳が痛いですが、やりがちなことですね。しかし、これを事実として受け止め認識した上で、行動が早い人の特徴から、学び日々の生活に少しずつ取り入れていくことが重要なステップとなります。
行動が早い人の特徴5つ
行動が早い人には統計上、共通する特徴が5つあるといわれています。これらを参考に実践できそうなところから、実験的に取り組んでみるのもおススメです。
では、行動が早い人の特徴5つを紹介します。
1. 安心感の確保
行動が早い人は、行動すること自体を肯定的に捉え、安心感を得ている傾向があります。
どんな人でも初めてのことをする時、不安が伴います。その不安の元をたどると、「失敗したくない」に行きつきます。人は誰しも失敗をしたくないですよね。
しかし、行動が早い人たちは「失敗」を、「挑戦」や「実験」という言葉に書き換え、「うまくいかなくても、また挑戦すればいい」という気持ちで、行動自体を前向きに捉えています。
2. 小さな一歩から始める
行動が早い人は、不安に思わない程度にまで、行動を細分化し取り組んでいます。とにかく小さな一歩からスタートさせています。
ヒント:
- 頑張らずにできることから始める
- 最初は難しい目標ではなく、難なくできることから取り組む
例えば、パリへの一人旅を実現したい場合、今日はパリへ一人旅に行った友人に連絡して話を聞くなど。
3. 普段の生活に取り入れる
行動が早い人は、毎日の鉄板ルーティンの中に新しい行動をくっ付けて、新たな行動につなげています。
ヒント:
- 「if-then プランニング」を活用する
例:朝食という鉄板ルーティン(if)に新たな行動=感謝日記(then)をくっつける。
「朝食後、感謝日記を書く」のように、行動をセットにする。
4. 周囲のサポートを得る
行動が早い人は、サポーターや仲間がいる環境の力を利用しています。なぜなら、人は一人ではモチベーションを維持することが難しいからです。
ヒント:
- 目標や夢を褒めて欲しい人に宣言し、自分に発破をかける
- 目標達成を夢見ている人たちのコミュニティに参加し、モチベーションを維持する
5. 先延ばしにしない
行動が早い人は、目標を立てたその日から行動しています。
人は未知なるところへ一歩踏み出すのに躊躇してしまします。コンフォートゾーン(自分が快適なところ)から出るのは勇気とエネルギーが必要です。
また、時間がたてばたつほど、そして、生活を損なうことでなければ、どんどん先延ばしにしてしまう傾向があるからです。
なので、コツは目標を立てたその日に行動を始めることです。
鉄は熱いうちに打て!一歩踏み出せばこちらのものです。
行動を促す重要ポイント6選
行動を促す重要ポイント6選を紹介します。
この心得があると学習や仕事にも大いに役立ちますので、やってみることをおススメします。
- プラスの「きっかけ」を作る:
自分自身に「大丈夫!楽しめばいい!」と声をかける - 失敗を恐れない:
行動したこと自体を評価する - 即時のフィードバック:
行動後、どんな小さな成功にも自画自賛する - プラス思考を維持:
うまくいかないところがあっても、うまくいっているところを探す - 主体性を持つ:
自分で決断し、行動に責任を持つ - 将来の利益を意識:
今、行動しないことで将来どうなるかを考え、自分をやる気にさせる
まとめ
行動できない理由・心理、行動が早い人の特徴5つ、行動を促す重要ポイント6選を紹介しました。参考になることが一つでもあれば、すぐに実践!してみてください。
不安という感情はだれもが持っている防衛機能のひとつと言われています。自分だけができないのではなく、誰にでもある感情を書き換えて、行動に移すことが可能になるわけです。
「誰かにできることは私にもできる!」
バケットリストの夢や目標を叶える第1歩を踏み出してみましょう。
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